こんにちは!
ここではお問い合わせの多いカリキュラム内容について、数回に分けて就労移行支援事業所リネオス福岡天神で学べることなどを紹介していきたいと思います。
前回の第1回の内容はこちらからどうぞ。
今回は”HTMLの種類”についてです。
リネオス福岡天神のカリキュラムの説明の際に「HTML4」とか「HTML5」とかあるけど、どれを学べますか?といった質問をお受けすることもあるので、その部分も含めてお話します。
HTMLの歴史
1989年、欧州原子核研究機構(通称:CERN)のティム・バーナーズ=リーは、オリジナルのHTML(URLやHTTPの概念の設計なども)のメモを提案し、1990年5月にコード化しました。HTMLが誕生したきっかけはティム・バーナーズ=リーやその同僚たちが進行中の研究など情報を共有するためでした。その後、サーバやブラウザも誕生します。
HTMLを装飾するCSSが誕生するのはもう少し後になって1996年のころになります。CSSの登場によってサイトのデザイン性が高まっていきます。
HTML自体も度々バージョンアップし、2022年現在ではHTML5.2が最新のバージョンとなります。今後のアップデートによって新しバージョンが公開されたり、機能が追加される可能性ももちろんあります。
年代 | バージョン | 備考 |
---|---|---|
1989年 | HTML | ティム・バーナーズ=リーが設計 |
1993年 | HTML1.0/HTML+ | 本来はバージョン番号はつかないがHTML1.0と呼ばれている |
1995年 | HTML2.0 | 管理がIETFからW3Cへ変わる |
1997年 | HTML3.0/HTML3.2 | 規格がまとまらずHTML3.2が先に発表される |
1999年 | HTML4.0/HTML4.01 | HTML4.01をベースにXHTML1.0が策定される |
2014年 | HTML5.0 | ブログや記事向けの「article」や マルチメディアのための「audio」や「video」などの要素が増える |
2016年 | HTML5.1 | マイナーバージョンアップ |
2017年 | HTML5.2 | マイナーバージョンアップ |
HTML4それともHTML5?
HTML5が発表されてからはHTML4で作成されたサイトをHTML5へ書き換えられるサイトも多いですが、HTML4とHTML5のタグが混在しているサイトやHTML4のみで作成されたサイトもまだまだ多くあります。webデザイナーやコーダーの仕事では新しくサイトを作成する仕事だけでなく、既存のサイトの保守や運用(更新業務など)もあります。HTML4とHTML5の両方の知識があると強みになりそうですね。
リネオス福岡天神ではHTML4とHTML5について課題を通して学習することが可能です。
お問い合わせでも「初心者ですが利用してもいいのでしょうか?」「経験者でないと難しいですか?」などのお問い合わせもたくさんいただきます。経験の有無は必要ありません。
初心者でも未経験者でも、どなたでも見学や体験が可能です。
興味があればお問い合わせフォームやお電話などからお気軽にお問い合わせください。