障害者の方の生活状況について(国の調査データから)-9-

花粉症のシーズンも過ぎ、だんだんと暑くなってくる時期ですね。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

本日も厚生労働省のデータ「生活のしづらさなどに関する調査」(平成28年版)の結果を紹介していきます。

福祉サービスの利用平均時間

1週間当たりの福祉サービスの平均利用時間をみると、年齢に関わらず「5時間以内」と答えた方の割合が高くなっています。
就労移行支援に通所すると16時間以上通われる方が多いですが、こちらのデータでは少数派のようです。

厚生労働省「平成28年生活のしづらさなどに関する調査 (全国在宅障害児・者等実態調査)結果」(以下H28生活のしづらさなど調査)41ページをもとに筆者が作成

福祉サービスの利用希望時間

日常生活上の支援として福祉サービスを1週間当たり平均何時間程度利用したいかについてみると、こちらも「5時間以内」と答えた方の割合が高く、65歳未満では22.2%、65歳以上では32.5%となっています。

H28生活のしづらさなど調査 43ページをもとに筆者が作成

参考資料:平成28年生活のしづらさなどに関する調査(全国在宅障害児・者等実態調査)