「大人の発達障害」ってなに?

こんにちは。リネオス福岡天神です。

20年ほど前は発達障害という言葉はあっても、「大人の発達障害」という言葉は今ほど認知されておらず、私も成人してしばらく経ってからこの言葉を聞くようになりました。
今回は、「大人の発達障害」について少しお話しようと思います。

<自閉スペクトラム症(ASD)>

・コミュニケーションが苦手
・相手の立場に立って考えることが苦手
・こだわりが強い
・限られた興味
・「適当に」「多めに」などのあいまいな指示は判断が難しい

<注意・欠如多動症(ADHD)>

・注意力に欠ける
・集中が続かない
・落ち着きがない
・衝動性が高い
・忘れ物が多い
・マルチタスクが苦手

<学習障害(LD)>

・読字障害(読むのが苦手)
・書字障害(書くのが苦手)
・計算ができない
※読字障害と書字障害は併存していることも多いです。

<チック症>

・突然大きな声を出す
・まばたきや首振りなど同じ動作を繰り返す

<吃音>

・すらすらと話すことができない
・音の繰り返し(連発)
・引き伸ばし(伸発)
・言葉に詰まる(難発)

※症例は一部です。代表的なものを書きましたが、個人差がかなりあるため、全ての方に当てはまるわけではありません。
また、当てはまるからといって必ず発達障害とは限りません。
テストを受けたり、問診をしたり、医師が総合的に判断して診断が下りるという感じです。

結論から言うと「同じ」です。

そもそも発達障害とは生まれつきの脳の性質や働き方によるものなので先天性のものになります。
子供の時に気付くか、大人になってから気付くかの違いだと思います。

ただ、大人になってから発達障害と診断された方でも、小学校や中学校の学生時代から、何か人とは違うと感じることが多かったり、周りと同じように出来なくて困りごとが多かったり、と苦労された経験がある方もいるようです。

一方で、少し困るけど学校生活にはそこまで支障がないなど、困らずに学生時代を過ごし、社会人になってから、大きなミスをする、人間関係につまづいて休職する、など困りごとが大きくなり、うつ病などを発症して受診、発達障害が分かるケースもあります。

この場合、「一次障害」に発達障害があったが気付かず、二次障害の「うつ病」や「パニック障害」が出て、一次障害に気付くという状況です。

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