アンガーマネジメントってなに?【前編】

こんにちは。リネオス福岡天神です。

障害のあるなしに関わらず、上手くいかないことがある時に「イライラが止まらない」ことはありませんか?
今回は、イライラとの付き合い方「アンガーマネジメント」について、私が調べたこと、学んだことを元に、2回に分けて自分なりにお話しようと思います。

【前編】は「怒りの元とは」です。

もともと、「アンガーマネジメント」という言葉は1970年代頃にアメリカで発祥し、ネガティブな感情(負の感情)に振り回されないようにするための心理療法です。

「怒りの感情をなくす」というよりは「怒りの感情をコントロールして上手く付き合っていく」という感覚です。また、「怒らない」のではなく、怒る必要がある時は「適切な怒り方をする」ことが必要な時もあります。

短期的にすぐ出来ることでよく聞くのは、「深呼吸を数回する」、「怒りの言葉が口をついて出そうな時数秒待つ」など色々あると思いますが、今回はもう少し根本の部分のお話をしようと思います。

「怒り」の元になっているのは?

実は「怒り」というのは「2番目の感情」であり、他の感情とセットになっていることが多いです。

例えば、「課題が進まないイライラ」は「理解できない悔しさ」などを伴っていることが多いです。
この場合「悔しさ」が「1番目の感情」であり、そこから派生しているのが「怒り=2番目の感情」という感じです。

また、お子さんが高い所へ上って危ない時に「怒る」ことがあると思いますが、こちらも「怪我をしないか心配」という感情から派生したものになることが多いと思います。
この場合「心配」が「1番目の感情」であり、「怒り=2番目の感情」です。

「怒りの元」があることが分かったところで、次回【後編】は、「どうするのか」を書こうと思います。

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