障害者の方の生活状況について(国の調査データから)-13-

皆さんこんにちは。
気温も湿度も高く、寝づらい季節が続いていますね。
ストレッチなど就寝前のルーティンを作ると入眠しやすくなるそうです。バテないように睡眠をしっかりとっていきましょう!

本日も厚生労働省のデータ「生活のしづらさなどに関する調査」(平成28年版)を紹介していきます。

前回の外出状況にかんするアンケートでは、半数ほどの障害者の方が、週の半分以上外出されているようでした。

この調査では、外出時に支援が必要な方について、その外出方法も尋ねています。回答は「福祉サービスを利用」「福祉タクシー等の移動サービスを利用」「家族の付き添い」「友人・知人、ボランティアの付き添い」「その他」のなかから選ぶかたちになっています。
結果は、高齢、若年にかかわらず「家族の付き添い」と答えた方の割合が最も高くなっていました。

厚生労働省「平成28年生活のしづらさなどに関する調査 (全国在宅障害児・者等実態調査)結果」50ページをもとに筆者が作成

移動することは社会的活動を行ううえでとても大事であることは、想像に難くないと思います。障害者の方のQOLがあがるための、ひとつの要素ですね。

福祉サービスの移動支援について、くわしく知りたい方は下記の参考資料のページもご参照ください。

参考資料:平成28年生活のしづらさなどに関する調査(全国在宅障害児・者等実態調査)

移動支援とは?同行援護・行動援護との違い、費用、サービス利用までの流れ、通学・通勤の利用について