就労移行の利用期間ってどうなるの?

こんにちは!
みなさんは「就労移行に通所する!」と聞いたときに「どのくらい通ったら就職できるのかな?」と気になる人も多いかと思います。
通所の期間をお伝えするうえで知っておいてほしい知識があるので本日はそれについてお伝えいたします。

「就労準備性とは?」

みなさんは「就労準備プラミッド」というものをご存じですか?
「就労準備ピラミッド」とは就業に必要な5つの項目を優先順位の高いものから下から順に並べたものになります。このピラミッドは障害のあるなしに関わらず、働き続けるために必要な要素になります。

仮にご自身の適性のある職業に就いたとしても、どんなに学歴が高くても、作業能力が高くても、ピラミッドの底辺から順にしっかりと備わっていないと働き続けることは難しいということを表しています。

さて、みなさんはどうでしょう?足りない部分はどこになりますか?

就労移行では足りない部分を訓練していく形になります。基礎の部分「健康管理」ができていなければ、まずは安定して通所することが求められますし、その点ができていなければ就職が難しくなるのでその調整に長くかかる場合もあります。

逆に体調、スキルなどすべて整っている、あとは就職活動のみ!となる場合には本当に整っているかを確認したうえで早めに就職活動に進む場合もあります。
足りていない部分がたくさんあった場合には改善するためにたくさんの取り組みが必要になることもあり、必然的に利用の期間も長くなることになります。

就職活動はいつから?


すべての条件が整っていないと、就職活動はできないの?という疑問を持つ方がいるかもしれません。

準備が整わず就職活動をすると、受かりたい企業を受けても受からない、受かったがいいがすぐに行けなくなって辞めなくてはいけなくなった、など悲しい結果になってしまうことも多くあります。

ピラミッドの下の部分については、どんな仕事に就くとしても必須の条件です。仕事内容、働き方、選ぶ会社によってスキル面については多く求めるところとそうでないところがあるでしょう。
基本的な部分が整っていれば選ぶ職種、働きかたによっては早くに就職活動に入ることができることもあるでしょう。

逆に高いスキルが求められる仕事などは体調が整っていても活動前の準備に時間がかかることもあるでしょう。

もし就労ピラミッドで足りない部分があるけど、どうしたらわからない、という方がいたら一度就労移行で話を聞いてみてはいかがでしょう?
もちろんリネオス福岡天神でも質問は可能です。お問合せの際にはフォームからお気軽にお問い合わせくださいね。