障害者手帳と障害年金①

こんにちは。

障害者手帳と障害年金という単語、耳にされたことがある方も多いのではないでしょうか?
しかし実際その仕組みはどうなっているのかな?と知らない方も多いのではないでしょうか。
まず今回は障害者雇用の求人を受けるためには手帳が必要と聞いたけど、それってどんなものなのかな、と障害者手帳が気になっている方に簡単にお伝えをしていきたいと思います。

Q:障害者手帳ってなに?

A:障害者手帳は、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の3種の手帳を総称した一般的な呼び方のことを指しています。

Q:障害者手帳を持っているとメリットはあるの?

A:いくつかのメリット(控除やサービスが受けられるなど)はあります。今回は就職面でのメリットとしてお伝えさせていただくと、皆さんがよく聞く「障害者雇用」の求人には障害者手帳なしでは受けることはできません。そのため障害者手帳を取得することで障害者雇用の求人も受けれるようになるというメリットがあります。

Q:一度取得したらずっと使えるの?障害者枠で入社出来たら更新しなくても大丈夫?

A:手帳の種類によります。精神障碍者保健福祉手帳については2年ごとの更新が必要となります。障害者雇用で入社された方は忘れずに更新をする必要があります。

Q:精神科に受診しているんだけど、自分も手帳が取得できるか知りたい!

A:まずは主治医に相談してみましょう。精神障害者保健福祉手帳の方は診断名、またその診断が出てから6か月以上たっていることなどいくつかの条件があります。
申請を行ってからもすぐにお手元に届くことが難しいので障害者雇用枠での就職を考えている方は少し早めに主治医に相談をすることから始めましょう。

Q:障害者手帳のことはなんとなくわかったけど、手帳を取得すると年金がもらえるのかな?

A:障害者手帳と障害者年金は審査基準が別になっているので連動しているものではありません。そのため手帳を取得したら障害者年金を受け取れるというわけではありません。そのため書類、相談する場所も違います。

次回は「障害者年金」についてお伝えしていきたいと思います!