みなさん、就労系の福祉サービスについて調べていると、「就労継続支援A型」「就労継続支援B型」などという言葉を聞いたことがあるかもしれません。今回の記事では、それらと就労移行支援とはいったいどんな違いがあるのか説明します。
一般就労と福祉的就労
違いについて見る前に、「一般就労」と「福祉的就労」という考え方を知っておくとわかりやすいです。
一般就労…企業や公的機関などに就職し、労働契約を結んで働く、一般的な就労
福祉的就労…福祉施策のもとで、就労の場の提供を受ける就労
就労移行支援は、スキルアップをして、この一般就労を目指すところです。
一方、就労継続支援A型、B型は、生産活動をおこなうところであり、「福祉的就労」にあたります。
就労移行支援、就労継続支援A型、B型
それぞれのサービスの概要を表にまとめてみました。
目的、対象者など多くの点で違いがあることがわかると思います。
ご自身にとってどのようなサービスが適しているか、判断する材料のひとつとして見ていただければ幸いです。
今後どのような働き方をしていきたいか、身体にも心にも無理なく利用できるのはどこかなど考えてみてくださいね。