雇用形態について知ろう!【第5回:派遣社員について】

こんにちは。リネオス福岡天神です。
何回かに分けて「雇用形態」について説明しておりますが、今回は「パートタイム労働者」について説明していこうと思います。
(【雇用形態について知ろう!第2回:正社員について】のブログはこちらです。)
(【雇用形態について知ろう!第3回:契約社員について】のブログはこちらです。)
(【雇用形態について知ろう!第4回:パートタイム労働者について】のブログはこちらです。)

派遣社員とは?

雇用主(派遣元)と就業先(派遣先)が異なる雇用形態です。
まず、労働者は派遣会社と雇用契約を結びます。そして、派遣元と労働者派遣契約を結んでいる派遣先で働きます。
就業場所、直接業務の指示を行うのは派遣先ですが、福利厚生や給与の支払いは派遣元になります。
また、2015年に改正された労働者派遣法によって「3年ルール」というものが存在します。派遣社員は同一の派遣先で3年以上働くことができません。(※1:例外もあり)

※1:産前産後休業や介護休養などで休業している人の代わりに派遣されている など、3年ルールの対象外のケースもありますので、派遣元に確認してみてください。

3年経つとどうなるの?

派遣会社には雇用の安定化措置というものが義務付けられています。次の派遣先を紹介したり、派遣元が派遣先に対して直接雇用や無期雇用への変更を依頼することもあります。そこで注意してほしいのが、直接雇用や無期雇用は、派遣先の合意も必要ということです。
実際は、3年を過ぎると満期でそのまま終了というパターンが多いように感じます。

◆メリット

・更新をしないとう選択もできるため、任意の期間のみ働くことも可能。
・派遣元が企業との間に入っているため、困ったことを相談することができる。

◆デメリット

・有期雇用のため、長期で働き続けることが難しい。
・賞与がないことが多い。(その分、時給に組み込まれていることもあるので時給は高めなことが多い)
・正社員への転換がしにくい場合も多い。

<まとめ>

ご自身の環境、生活スタイル、条件、希望によってどの形態での働き方が自分に合っているかなどを考えてから求人を探すと、就職活動もスムーズになるかもしれませんね。