自分にあった就労系福祉サービスとは?

こんにちは。
今回は「自分にあった福祉サービス」はなんだろう、ということを一緒に考えていきたいと思います。

福祉サービスの中でもよく耳にすることがある就労系の福祉サービス「就労移行支援」「就労継続支援A型」「就労継続支援B型」の3つから自分にあった福祉サービスを考えていきましょう!

早速①~④のチェックリストを見てみましょう。


①一般企業で働きたい
②体調は整っており、毎日出勤できる状態である
③自分の中で働きたい仕事、働きたい時間が決まっている
④一人での就職活動が難しい

①~④のなかでいくつ当てはまりましたか?

3つ以上当てはまるものがある人は「就労移行支援」をお勧めします。
就労移行支援では、一般企業への就職を目指して訓練を行っていきます。
2年間という限られた時間の中で就職していく形になりますので
あまりにも通所が安定しない状況で利用を開始してしまうと、大切な就職活動の時間が短くなり
就職にたどり着かないケースもあります。
体調がある程度整っている方におススメです。

当てはまるものが3つ以下だった人は次のチェックリストを見てみましょう。

A:主治医と就職について話し合いはできている(ハローワークの障害窓口への登録がある)
B:短時間であれば毎日決まったスケジュールで通所できる
C:サポートがある環境で仕事をしてステップアップしたい

D:ある程度の収入が必要

いくつ当てはまりましたか?

Aとそれ以外の項目のどれかが当てはまっていれば、就労継続A型がいいかもしれません!
就労継続支援A型の事業所はお住いのハローワークなどでも募集をしているかなどを求人票を通じて探すことができます。
(雇用継続を結ぶ形になりますので、受給者証とハローワークの登録なども必要になります)
お住いの最低賃金は保障されますので、まずはサポートが手厚い環境の中で仕事を始めていきたい方にピッタリです。

Aに当てはまらない、もしくはどれも当てはまらない人は次のチェックリストを見てみましょう!

Ⅰ:就職を目指したいけど何をしていいのかわからない
Ⅱ:体調が週に4~5日通所するまでは整っていない、もしくは主治医から就労の許可が出ていない
Ⅲ:体調にあわせて徐々に訓練の日にちを増やしたい
Ⅳ:少額でもいいのでお金がもらえるとモチベーションが上がる

当てはまるものが1うでもありましたか?

もし当てはまるものがあれば就労継続支援B型から始めてみるのがおすすめです。
就労継続支援B型では体調にあわせた日数から徐々に増やすことができる事業所も多くあります。
各事業所作業内容もいろいろなので見学や説明を聞いたうえで選んでいくとよいでしょう。

もしかしたらここにあるチェックリストのどれも当てはまらなかった…という人もいるかもしれません。
そういった人はもしかしたらお仕事へ向けた準備がまだまだ必要なのかもしれません。
まずは主治医と相談のうえで、デイケアや自立訓練(生活訓練)などから始めていく方法なども検討してみましょう!

何事も最初は小さな一歩から!
無理せずステップアップができる自分にあった事業所を探していきたいですね!