「直B」問題ってなに?

こんにちは。
皆さんは「直B」もしくはダイレクトBって聞いたことはありますか?

聞きなれない言葉、という方もいらっしゃれば、特別支援学校などの卒業後に就労継続支援B型を利用したい、と考えている方などにはよく聞かれる言葉かもしれません。
簡単に説明をしていきますね。

就労継続支援B型を利用したい、と思った時には以下の方が対象者となります。

年齢や体力の面で一般企業での雇用が困難と判断される方
50歳以上の方もしくは障害基礎年金1級の受給者の方
就労アセスメントで就労面の課題等の把握が行われている就労継続支援B型の利用希望の方

つまり、一度も働いたことがない方や特別支援学校を卒業してすぐに就労継続支援B型を利用したい!と思ってもできない、ということになります。

今まで働いたことがない、障害基礎年金1級は受給していないときはどうしたらいいのか、というと③に記載している通り「就労アセスメント」を受け、就労面の課題や本人のニーズを整理したうえで利用へと進めていく形になります。

就労アセスメントは就労移行で受けることが可能です。

特に特別支援学校に在籍していらっしゃる方などは、夏休みなどの長期休暇を利用して就労アセスメントを取るために就労移行を通所する、という方もいらっしゃるかと思います。

最近では、高校や大学、専門学校などをなんとか卒業したものの就職活動までは難しかった、体調が整わずまずはゆっくりと整えたうえで就職を考えていきたいなどいろいろなお話を伺うことがあります。
そのような方々も就労アセスメントを取ったうえで利用へと進めていく形になります。

なかなか聞きなじみがない言葉かもしれませんが、制度などわからないことがあればまずは相談から始めてみるとよいかもしれません。

リネオス福岡天神では、就労移行とB型は同じ施設内に併設しています。
そのためアセスメントを取る中で、一般就労を目指していくのかまずは体調を整えるためにB型から始めるのかなど体験などを通じ一緒に考えることが可能です。
また、就労移行を利用している中で体調が整わず、利用変更をしてまずはB型で調整して一般就労を目指していく方もいらっしゃいます。

わからないことは一人で悩まず、まずはお電話(092-409-9277)でも構いませんのでご相談ください!