就職活動のサポートについて~求人の内容を確認する~ Vol.3

みなさんこんにちは、リネオス福岡天神です。

12月に入り寒さが一段と増してきましたね。屋内と屋外での気温差も大きく服装の調整も難しいですが、温かくして過ごすようにされてください。

さて、今回は先日公開をした就職サポートについての続編記事となります。
改めて就職活動における全体の流れは以下になります。

【就職活動の流れ】
1、希望する職種や業種について方向性を定める
2、求人の内容を確認する
3、企業研究を行う
4、応募を検討する企業への見学や実習の調整
5、応募書類の作成
6、面接練習
7、面接同行
8、面接の振り返り

本日は、
2、求人の内容を確認する
の内容について解説をしていきたいと思います。

求人票には様々な情報があり、会社によって勤務条件は違います。
仮に、勤務条件を知らなかったり理解せずに入社してしまった場合、後々トラブルに発展することも珍しくないため、しっかりと理解をして納得の上で応募することが大切です。

求人票には一般的に以下について記載されていることが多いですね。

①雇用契約の期間
②勤務場所と転勤の有無
③賃金・給与
④勤務時間
⑤休日・休暇

では、それぞれについて簡単ではありますが解説していきます。

①雇用契約の期間
└様々な雇用形態があり、大きくいうと有期・無期の違いがあります。「正社員」であれば無期ですが、「契約社員」では有期になります。またパートやアルバイトでの働き方もあります。

②勤務場所と転勤の有無
└勤務場所は求人票に書かれている場所が最初の勤務地になることが原則ではありますが、求人によっては「転勤があるもの」、「店舗を兼任するもの」も存在します。
通勤の求人であれば毎日通うことになるため、現実的に考えて通勤に困難はない経路や時間なのか確認することが重要です。

③賃金・給与
└時給制、月給制、年俸制といった違いがあります。基本給の中には「みなし残業代」も含まれていることもあるため、基本給すべてが純粋な基本給なのかは確認しておいた方が安心です。
また、通勤手当については法律的には必須ではないため、支給の有無や額は会社によりけりです。毎月どれだけの交通費がかかるのか、住んでいる場所・働く場所・経路によって変わるため、その点はしっかりと計算をした上で判断することが大切です。
また、賞与・昇給・退職金などについても求人によって有無が変わります。

④勤務時間
└始業時間と就業時間を確認し、自宅から始業時間に間に合うのか、継続して通えるのか、というところは通勤であれば毎日繰り返すことにもなるため現実的に考えて可能の範囲であるのかしっかりと考えた方が良いです。
求人によっては、フレックスタイム制、シフト制など、特殊な勤務時間形態が取られている場合もあります。

⑤休日・休暇
└「週休2日」と表記されていても、土日休みとは限らず、祝日が休みであるのか、夏季休暇や年末年始休暇があるのか会社次第になります。

上記は求人票の中の一部ではありますが、求人票だけでは全てのことが分からないこともあります。
応募した後や、入社した後で気づいて「こんなはずではなかった」と思ってしまうようなことがないよう、応募前の段階で求人票を齟齬のないように読み解いたり、疑問があれば面接の際に聞くこともできるため、まずはしっかりと確認することが大切になります。

そこを踏まえて挑戦する求人を選び応募へと進めていくことができればと思います。また、気になる求人があったときは、必要に応じて支援員と一緒に読み解いていくこともできるため、ご安心ください。

何かご不明点等あれば、お気軽にお問合せください。