障害者の方の生活状況について(国の調査データから)-2-

こんにちは。リネオス福岡天神です。
本日も、全国の障害者のかたの状況について、厚生労働省のデータ「生活のしづらさなどに関する調査」の結果を紹介します(最新の平成28年版より)。

住まいの状況など

この調査は、基礎的な生活実態等を把握するため、住居の種類についてきいています。
高齢者の方は「自分の持ち家」が最も多いです(59.2%)。高齢者以外の方は「家族の持ち家」(45.0%)が最も多くなっています。
この調査では、65歳以上の方と65歳未満の方とでそれぞれ集計されており、高齢者とそれ以外の方とでのそれぞれの傾向を確認できます。
ちなみに、調査されたのは2016年12月ですので、おおまかに、調査時点で65歳以上の方は1951年以前生まれの方、65歳未満の方は1952年以降生まれの方ということになると思われます。

次は、同居者がいるかどうかについてです。
65歳未満では「同居者有」81.0%、「一人で暮らしている」11.4%となっています。さらに同居者のいる方の状況では「親と暮らしている」の割合が最も高く53.6%、次いで「夫婦で暮らしている」の割合が26.1%です。
65歳以上では「同居者有」79.4%、「一人で暮らしている」16.2%となっています。さらに同居者のいる方の状況では「夫婦で暮らしている」の割合が最も高く54.8%、次いで「子と暮らしている」の割合が36.9%です。

また、今後の暮らしの希望について、65歳未満、65歳以上の方ともに「今までと同じように暮らしたい」と答えた方の割合が最も高く、65歳未満が72.0%、65歳以上が85.1%となっています。

参考資料:平成28年生活のしづらさなどに関する調査(全国在宅障害児・者等実態調査)