障害と仕事⑥「短時間勤務ってどのくらい?」

こんにちは。
今回は勤務時間についてお話をさせて頂きたいな、と思います。

よく「まずは短時間勤務から…」など短い時間から仕事をしてみることを勧められる人もいるのではないでしょうか?
一般的にどのくらいの時間を働く目安としていけばいいのか、お伝えしていきたいと思います。

「フルタイム勤務とは?」
まずはフルタイム勤務、と聞くと何時間くらいお仕事をするか、想像できますか?

一般的にフルタイム勤務=8時間勤務、つまりお昼休み1時間をいれると会社に9時間ほど滞在する形となります。
9時間も!?とびっくりした人もいるかもしれません。
基本的に「勤務時間」にはお昼休みの時間は含まれません。そのため勤務時間+1時間を足した時間は会社に滞在する、と考えたほうがよいでしょう。
そんな長い時間の仕事はまだ難しい・・・と考える方は短時間の仕事を検討してみましょう!

「短時間勤務とは?」
応募する企業にもよりますが、パート・アルバイトの仕事など「時間の調整可能」と記載がある求人であれば相談をすることも可能です。基本的に求人をみると何時間ほど働いてほしい、と考えているかが「勤務時間」に記載されています。そこをしっかりと確認をしていきましょう。

一般的にハローワークなどの求人では週に20時間~の勤務が多いです。
これは週に20時間から「雇用保険」にも加入できるようになることも関係しています。
そのため、「短時間勤務」といわれた場合には週に20時間以上の勤務=週5日だと1日4~5時間程度を短時間と考えていればわかりやすいかもしれません。

週20時間よりは長い時間働けるんだけどフルタイムは…という方もいるかもしれません。
その場合には週30時間を目指してみる方法あります。例えば1日6時間勤務+1時間休憩の7時間会社に滞在する形です。週30時間を超えて働くと社会保険(厚生年金や健康保険)に加入することも可能になります。

勤務時間や社会保障については会社側へ勤務時間を相談する前に必ず求人票で確認をしておきましょう。
特記事項も忘れずにチェックをしてみましょう!

一番大切なのは長く働き続けることです。
そのために事前にしっかりと求人を理解したうえで受けていきましょう!
わからないところがあるときには、ハローワークの担当者や周囲の人に質問をしてみましょう。
会社によっては事前に企業見学を行えるところもあります。そういった機会を利用して質問をしてみるのも大切ですね!