こんにちは。リネオス福岡天神です。
本日も厚生労働省のデータ「生活のしづらさなどに関する調査」(平成28年版)の結果を紹介していきます。
かいつまんだ内容になりますので、詳しい数字等にご興味がある方は本記事の最後に参考資料のリンクを載せていますので、ご覧になってみてください。
自覚症状について
障害者手帳所持者等(概ね6ヶ月以内に身体的又は精神的に具合の悪いところがあった方。手帳所持者の9割以上)について、自覚症状別でみると「全身症状」、「精神症状」、「筋骨格系・手足の症状」と答えた方の割合が高くなっています。65歳未満では、「精神症状」と答えた方の割合が69.1%と最も高く、65歳以上では、「筋骨格系・手足の症状」と答えた方の割合が66.7%と最も高くなっています。
受診頻度など
概ね6ヶ月以内に身体的又は精神的に具合の悪いところがあった障害者手帳所持者等の、医療機関の受診頻度をみると、高齢かどうかを問わず、「1ヶ月に1回程度」受診している者の割合が高くなっています。
何らかの公費負担医療制度を利用している障害者手帳所持者等の割合は、65歳未満では66.6%、65歳以上では51.4%となっています。半数以上の人が利用しているという結果ですね。
また、利用している公費負担医療制度をみると、65歳未満では、「自立支援医療(精神通院医療)」と答えた者の割合が41.7%と高く、65歳以上では、「自治体による障害者医療制度」と答えた者の割合が53.6%と高くなっています。