アンガーマネジメントってなに?【後編】

こんにちは。リネオス福岡天神です。

障害のあるなしに関わらず、上手くいかないことがある時に「イライラが止まらない」ことはありませんか?
イライラとの付き合い方「アンガーマネジメント」について、
私が調べたこと、学んだことを元に、前編に引き続き2回に分けて自分なりにお話しています。

<おさらい>

もともと、「アンガーマネジメント」という言葉は1970年代頃にアメリカで発祥し、ネガティブな感情(負の感情)に振り回されないようにするための心理療法です。

「怒りの感情をなくす」というよりは「怒りの感情をコントロールして上手く付き合っていく」という感覚です。
また、「怒らない」のではなく、怒る必要がある時は「適切な怒り方をする」ことが必要な時もあります。

短期的にすぐ出来ることでよく聞くのは、「深呼吸を数回する」、「怒りの言葉が口をついて出そうな時数秒待つ」など色々あると思いますが、今回はもう少し根本の部分に触れています。

前編では「怒りの元」についてお話しましたが、今回は「具体的にどうするか」をお話していきます。

「怒りの元」があることが分かったところで

自分と向き合う

まず、「現状を受け止めること」。自分が何に対して怒っているのか、また1番目の感情は何かなど考えます。
1番目の感情が分かるだけでも、怒りの正体が分かり少し落ち着くことがあります。

次に、具体的に出来ることを考えます。例えば、課題が進まず悔しいのなら、「進めるために何か出来ることはないか?」を考えます。
サイトで文言を変えて検索する、講師に現状を相談する、など、いくつか思いつくと思うので試します。
実際に解決に向けて具体的な行動が出来ることで、怒りの感情が薄れているのではないかなと思います。

◆1番目の感情が分からない時は?

それが「変えられること」なのか「変えられないこと」なのかに分けます。
「変えられること」なら「具体的に出来ること」を考えます。
「変えられないが重要なこと」なら、現実を受け入れた上で「他の方法」を考えます。
「変えられず重要でないこと」なら、関わらないようにしたり、様子を見るようにします。

まとめ

あくまでも自分なりにまとめたものなので、他にも様々な解決法があると思います。
全てに実践するのは難しいかもしれませんが、1番目の感情が何か分かるだけでも、かなり落ち着くことがあるのでよかったら試してみて下さいね。

リネオス福岡天神では、PC操作メインで訓練を行っていますが、毎日支援員が1人1人に聞き取りに回っています。
「課題が上手くいかない」「求人の応募書類作成が上手く進まない」という時も一緒に解決法を探したり助言をしたりお手伝いをしています。

チームでの作業・講座などはないので、気軽に聞きやすい環境だと思います。

”就労移行支援”と”就労継続支援B型”と両方の事業所がありますので、ご自身に無理のないペースから始められます。

「自分がどちらに該当するか分からない」という方も、まずはどちらと決めずに見学で両方の話を聞くこともできます。
お気軽にお問い合わせくださいね!